年末年始に星読みで自分の運勢をチェックしたり、新月・満月ごとに運気の流れを見たり。
星読みを楽しく活用されている方も多いと思います。
もちろん私もその一人で、他の先生方のブログなどを読ませていただき、楽しんでいます。
ところで、こんな疑問を持ったことはないですか?
同じホロスコープについて書かれているはずなのに、まったくちがうメッセージなのはどうして?
例えば、新月、満月、四季図(春分、夏至、秋分、冬至)の記事は、まったく同じホロスコープをもとに書かれています。
それなのに、100人の星読み師さんがいれば、100通りの異なるメッセージが書かれているんですよね。
これでは混乱してしまいます…いったいどういうことなんでしょうか?
わたしは星読みを学びはじめたころ、「どの先生のメッセージが当たっているの?」と疑問に思って、たくさんの記事を読みくらべていました!
その結果、わかったことは、「たった一つの正解がないから、星読みは面白いし、自由に楽しめばいい」ということ。
そんなわけで今回は、星読み師さんによって、十人十色の解釈が生まれてしまう理由をまとめてみました。
着目点がちがう
西洋占星術のホロスコープには、10個の星があり、それらがどの星座、どのハウスにあるかで読み解きます。
さらに、キロンなどの小惑星、ドラゴンヘッド・テイルと呼ばれる軌道の交点、サビアンシンボルと呼ばれるチャネラーのメッセージなどもあります。
基本は太陽を中心に読むのですが、他にも着目点がたくさんあるため、「何に注目するのか? 何に注目しないか?」は、先生によって、本当に千差万別なんですね。
わたしは月と金星に注目するわ!
女性に関係が深く、感情や美しさ、恋愛に影響を与えるから。
ドラゴンヘッドと土星だね。
今取り組むべき課題を読み解くことが重要だと思うな。
星の偏り方がポイント!
ホロスコープをぱっと見たときの直感や印象を大切にしています。
こんなふうに、先生によって、「ココがポイントだ!」と着目するところがちがうんですね。
その結果、同じホロスコープを読んでいても、ちがうメッセージになるというわけです。
ちなみに、わたしはサビアンシンボルを取り入れるのが好きです♡
サビアンシンボルとは、占星術家とチャネラーさんがタッグを組み、12星座を1度ずつ、詩のようなキーワードで表現したもの。
読んでいて、当たっているなぁと思うことが多いんです!
言語化、表現方法がちがう
ホロスコープに書かれているのは、星のエネルギー。
それをわかりやすく伝えるには、読み解いて、言語化します。
当たり前といえば当たり前なんですが、先生一人ひとり、表現方法がちがうんですよね。
例えば、今注目されている【木星・牡羊座期】ですが、こんなふうに言語化できます。
情熱的になれる時期。
損得勘定ではないピュアな気持ちを大切にしてね。
突然燃え上がる恋も期待できそうよ♡
やる気が出て、エネルギッシュになる時期。
ただし、前のめり、衝動的な行動には気をつけること。
直感力が冴え、自分自身に目を向ける時期。
他の人のことより、自分の可能性に目を向けてみて。
何かひらめいたら、すぐに行動を起こすと、開運できますよ。
もとは同じ【木星・牡羊座期】なんですが、
ウサ子先生は「突然燃え上がる恋」と言い、ニャンコ先生は「自分に目を向ける時期」と言い、
ワンコ先生は「衝動的な行動にはきをつけて」と言い、ニャンコ先生は「すぐに行動を起こすと開運できる」と言い、
「言っていることが真逆じゃん! いったいどうすればいいの?」と思ったりしました。
これ、どれも正解なんです。
西洋占星術はよく料理にたとえられます。
「【木星・牡羊座期】=食材」、「メッセージ=できあがった料理」とイメージすると、わかりやすいと思います。
例えば、じゃがいもでポテトサラダを作っても、フライドポテト、肉じゃが、コロッケ…どれも、まちがいじゃないですよね。
それと同じで、星の持つエネルギーをどんなふうに解釈(料理)してもいいんです。
さらに、女性らしい言葉遣いで語りかけてくる先生、要点だけ簡潔にまとめる先生、文学的な表現の先生などもいらっしゃって、言葉の選び方でもずいぶん印象が変わるなぁと思います。
ちなみに、わたしはわかりやすく、具体的な星読みを心がけています。
星読みは学問で、現実で役立つ知恵。
日常生活で活かしてもらえると嬉しいです。
人生観、価値観がちがう
星読み師さんも人間だから、人生観、価値観は人それぞれ。
星を読むときに、その影響は大きいです。
わたしは恋多き女、人生には恋愛がなくちゃね!
得意分野はもちろん恋愛占いよ♡
占星術を学問として研究している。
過去のホロスコープを調べていくほど、当たる確率が高まると思われる。
スピリチュアルなことが好き。
占星術に高次の存在からのメッセージを織り交ぜます。
こんなふうに、何を大切にしているかがちがえば、同じホロスコープを読んでも、ちがうメッセージになるというわけですね。
ちなみにわたしは、少しスピリチュアルなことを取り入れつつ、現実的に役に立つメッセージを伝えたいと思っています。
星読みはすべて正解。そして「自分に合う占い師さん=当たる占い師さん」なのです
わたしが師事しているかげした真由子先生も、星読み講座で「星読みにたった一つの正解はない」とおっしゃっていました。
星占い好きな人全員に当たる読み方なんて、ないんですよね。
わたしはウサ子先生の星読みが好き♡
女性の気持ちをわかってくれてるし、女らしい先生もステキで、憧れちゃう♡
僕はウサ子先生は苦手だなぁ。
ワンコ先生は研究熱心で、当たっていると思う。
好きな女性
わたしはスピリチュアルなことが好き。
ニャンコ先生のインスピレーション力はスゴイ。
星読み師が十人十色なら、星占いを好きな人も十人十色。
結局、「自分に合う占い師さん=当たっている占い師さん」ということになるんですよね。
星読みはすべて正解だから、面白く、自由で、たくさんの可能性がある世界なのだと思います♡
今はネットを通じて、多くの占い師さんのメッセージを受け取れる時代。
自分にぴったりの先生を開拓してみるのも、楽しいですよね。
まとめ
1.着目点がちがう
2.言語化、表現方法がちがう
3.人生観、価値観がちがう
4.星読みはすべて正解。
そして「自分に合う占い師さん=当たる占い師さん」なのです
お読みいただき、ありがとうございました♡
風の時代への移行期間、一緒に乗り越えていきましょう♪
<おまけ>
わたしが見てもらうんだったら、ニャンコ先生がいいかなぁ。