自己理解なんて、就活生がやるものでしょ?
自分がどんな人間かなんて、もうわかってるから必要ない!
という方も、多いと思います。
わたしも自分なりに自己理解をしてきたつもりでしたが、転職活動のため、ハローワークに行ったとき、「転職を成功させる秘訣は、とにかく自己理解を徹底的にやること!」と強く言われました。
セミナー講師さん
自分を知っているから、自分を生かせるし、どんな仕事を選択するべきかがわかるんですよ!
仕事探しは、自己理解の作業が終わってからにしましょう!
例えば、人生、就活をRPGの冒険の旅、あなたが勇者だとします。
勇者が自分の持っているアイテムなどをまったく知らないと、スライムにすら勝てず、早々にゲームオーバーになってしまいますよね。
でも自分の手持ちアイテムがわかれば、戦略的になれるので、もう少し手ごわいモンスターを倒すこともでき、効率よくレベルアップして、ゲームを進めることができます。
自己理解とは、自分の中の使えるアイテムを探すこと!
…とのことでした。
わたしもつねづね自己理解は大切だなぁと思っています。
ハロワの自己分析ツールで発見もあり、星読みを通して、自己理解を深めていくサポートをしたいと思いもあり、セミナー講師さんのお話に納得。
でも、こんな疑問が出てきました。
自己理解のための「自己分析ツール」と「占い」。
何がちがうのかな?
そんなわけで、「自己分析ツール」と「占い」のちがい、気づいたことをまとめてみました。
「自己分析ツール」と「占い」のちがい
- 自己分析ツールは「自分視点」で過去の自分を振り返るもの!
- 占いは「別の角度」から自分を見るもの!
- いずれにしても、自分の頭で考える力も必要です!
自己分析ツールは「自分視点」で過去の自分を振り返るもの!
自己分析ツールは、過去を振り返り、「自分視点」で俯瞰する、または、掘り下げるものが多いです。
その結果、自分の価値観、強み、弱みなどがわかって、「自分が思う、自分らしさ」を太く、しっかりと育ていけます。
今後はこの「自分らしさ」に当てはめれば、自分を生かしやすくなり、やりたいことをやれ、人生がスムーズに進みますよ、というわけです。
自己分析を通して、意思も固まるので、ブレにくくなると思います。
就活の自己分析ツールには、こんなものがあります。
- 性格、適職診断…質問に答えるだけで、性格や能力がわかる
- 自分史…過去の経験を洗い出し、行動や感情のパターンを知る
- モチベーショングラフ…過去の自分が心を動かした出来事を掘り下げる
- マインドマップ…現在の自分の強み・弱み・価値観を整理する
就活の教科書【簡単にできる】自己分析で人生設計する方法
就活の教科書【テンプレあり】「自分史」の作り方
これからは「個の時代」で、「自分軸」が重要になる時代。
そのため、「自分と向き合いましょう」と言われていますが、「え? どうやって向き合うの?」となる人も多いと思います。
でも「自己分析ツール」を使えば、一人でも簡単に自分と向き合えるので、便利だなぁと思いました。
就活に限らず、生きていれば、人生の迷子になる可能性は誰にでもあります。
そんなとき、こういうツールがあることを覚えておくと、助けになるかもしれません。
わたしもハロワでやってみましたが、「自分のことって、わかっているつもりで、案外わかっていなかったな」と思いました。
自己分析ツールでの気づきは、「そう言えば、そうだったなぁ」という、振り返りの気づきが多かったです!
自己分析ツールの効果
- 「自分が思う、自分らしさ」を確認でき、自分を生かしていけるようになる
- 「わたしはこういう生き方をしたい」という意思がかたまり、ブレにくくなる
- 「そう言えば、そうだったなぁ」という、振り返りの気づきが多い
占いは「別の角度」から自分を見るもの!
誰でも、知らず知らずのうちに、「いつものパターン」「心の枠」で、自分自身やまわりの状況を見ているものです。
でも占いは、別の視点から、自分自身や周りの状況を見ることができます。
星読みだと、宇宙の視点ということになりますね。
別の角度から自分自身を見てみると、ひとりで考えていたときには思いつかなかった気づきがあったりします。
一人でぐるぐると同じ悩みを回っていたとき、占い師さんに相談して、別の見方ができると、「なんでこんなことで悩んでたんだろ、わたし…」と、スコンと悩みを抜けられたことがありました。
「すべてはあるべくしてあったんだ。起こるべくして起こったんだ」と、一瞬で腑に落ちる感覚は、占いならでは。
占いを受けて、「この人、わたしよりもわたしのことを詳しく知っているなぁ」と感動したこともありました。
でも、占いで注意したいのは、占いは自分の内側から出てきた情報ではなく、外側から得られた情報だということ。
これは取り入れるべき情報かどうか、自分の内側に聞いてみる必要はあると思います。
そうしないと、かえって迷走してしまいますからね!
占いの効果
- 別の視点から自分を見るので、「自分が思う、自分らしさ」の外に出られる
- 視野が広がったり、腑に落ちたりして、悩みが解決することもある
- あくまでも外側からの情報なので、自分の内側に「取り入れてもいいかな?」と確認することをオススメ
いずれにしても、自分の頭で考える力も必要です!
自己分析と言ったとき、わたしが思い出すのは、前田裕二さんの『メモの魔力』です。
本の中に掲載されている「自分を知るための【自己分析1000問】」は、文字通り、自分への質問が1000問!(圧巻です!)
前田さんが「自分を知ること」にどれほど真剣に取り組み、人生を変えてきたかが、伝わってくる1冊です。
そしてこの本は思考法の本でもあり、「自分を知ることの大切さ」と同時に、「自分で思考することの大切さ」についても書かれています。
自己分析ツールや占いで、いったんは視野が広がって、「新しい自分のアイテム」が見つかっても、いつしかそれも古くなって、「いつものパターン」「心の枠」に変わっていきます。
一度得られた自己理解にとどまらず、どんどん「新しい可能性」「広い視野」を求めて、変化していくためには、自分の頭で考える力を育てること。
自分をアップデートするためには、それが大切なんだなぁと思いました。
わたしはノートに書きだすことをやっていますが、これが自分の思考力を育てるための役に立ったかなと思っています(少しは…ですが)。
日記は現在87冊目になり、書いていなかったときと比べると、自分の思考力はアップした気がするので、続けてきてよかったです。
日常生活で思ったことをノートにダラダラと書くだけ。
簡単です!
それでも物事を掘り下げて考えたり、自分を客観視するきっかけにはなっていると思っています。
「わたしもやってみようかなぁ」と思った方は、こちらのモーニングページの記事を参考にしてみてくださいね!
星読みの話になりますが、今は風の時代で、思考力、客観性、自分軸、自分自身と向き合う力が本当に大切になってきます。
あなたにとってやりやすい方法で、自己理解を深めたり、思考力を育てたりしてみると、風の時代を生きやすくなると思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ピンとくるところがあったら、参考にしていただけると嬉しいです。